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クレイマンライト裁判。21日目。 (2021/12/7)

執筆:宍戸健

本日日本時間03:45(フロリダ現地時間13:45)、陪審員の審理が終了、10名全員一致評決の結果が発表された。くしくも本日はこの陪審員裁判が始まって21日目で審理が終了したことになる。

Law360フロリダ地区担当記者の速報。

今回陪審員による審理の対象は以下7つの訴訟原因だが、2. 横領(Conversion)についてクレイグ博士に対して$100MをW&K Info Defence社に支払うことという評決となった。尚、アイラ・クレイマン個人への支払いは認められなかった。本訴訟ではアイラは1. デイブの個人資産と2. デイブが株主であったW&K Info Defence社を代表する2つの訴訟人を兼任している。

最大の争点であった「デイブ・クレイマン氏はビットコインの共同発明者の一人であり、クレイグ博士と共同でマイニングしていた。(ので、クレイグ博士所有のビットコインのうち半分を返還せよ。)」という主張は完全に棄却された。これにより本訴訟で争点として争われなかったが、結果的に「ビットコイン」本体の著作権とその他の知的財産権がクレイグ博士が唯一の発明者として確定したことになる。判決文がどのように書かれるか注目したい。

7つの訴訟原因と評決

1. パートナーシップの違反(Breach of partnership) ---原告の主張棄却。

クレイグ博士とデイブの間にパートナーシップがあったか、あった場合、ライト博士はそのパートナーシップに違反したか。

2. 横領(Conversion) ---原告の主張一部認める。W&K社へ$100Mの支払い。

クレイグ博士は、デイブとW&K社の財産を不当に入手したか?(ライト博士がすでに管理していたデイブまたは共有の財産を侵害すること。)

3. 窃盗(Civil theft) --->原告の主張棄却。

クレイグ博士は、デイブ、W&K社および/またはパートナーシップの財産を、その当事者の財産を引き出すという犯罪的意図を持って入手(または入手しようと)したか?(デイブ管理していた財産をライト博士が摂取すること。)

4. 詐欺(Fraud)--->原告の主張棄却。

クレイグ博士は、デイブまたはW&K社が特定の意思表示(またはしないこと)を信用することを意図して、虚偽であることを知りながら虚偽の表示(またはあえてしない)を行い、その詐欺行為がデイブまたはW&K社に損害を与えたか?

5. みなし詐欺(Constructive fraud)--->原告の主張棄却。

クレイグ博士は、自分と原告との間の信頼関係を(悪意をもって)利用し、それによってその原告に損害を与えたか?

6. 善管注意義務の違反(Breach of fiduciary duty)--->原告の主張棄却。

クレイグ博士は、オーストラリアでW&K社に対する判決を不正に取得し(財産を不正に移した。)、それによってライト博士が会社に対して負っていた善管注意義務に違反したか?

7. 不当利得(Unjust enrichment)--->原告の主張棄却。

クレイグ博士は、デイブおよび/またはW&K社から不当に利益を得ていたのか、また、ライト博士がその利益を支払うことなく保持することは不公平ではないか。

---ココまで。

上記2. 横領に関して$100Mの支払いが評決されたわけだが、W&K Info Defence社はそもそも株主がクレイグ博士、クレイグ博士の元妻Lynn Wrightとデイブ・クレイマンの3名であり、デイブの持分は1/3以下のはずである。

またフロリダ州の法律では役員兼株主(デイブ・クレイマン)が死亡(2013年4月)した場合、相続人は株式を受け取る権利はあるが、役員の地位は(他の役員の承認がなければ)継承されない。ところが、アイラ・クレイマンは2018年4月12日に他の役員の承認なく役員となり、W&K Info Defence社はクレイマンライト訴訟の原告となっている。

こちらについては2020年7月にW&K Info Defence社の役員としてのLynn Wright氏がフロリダ地方裁判所に地位確認の訴訟を起こしている。この結果によっては$100Mの分配に影響し、私文書偽造、会社法違反などの嫌疑がアイラ・クレイマンにかかる可能性があると思われる。

尚、クレイグ博士ご本人および関係者は基本的にこの評決に満足している様子だ。クレイグ博士は上記アイラの会社法違反等で「横領はなかった」と名誉回復と損害賠償をできると考えているようだ。

クレイグ博士のコメント

Bitcoin Association会長Jimmy Nyugen氏とのツーショット。

クレイグ博士弁護団とのショット。

BitcoinSVの価格は現在(日本時間12月7日(火)13:20)約$150と評決直後から10時間弱だが約25%上昇している。しかしマーケットはまだこのインパクトの理解に少し時間がかかるようだ。

2008年のリーマンショックの時も直接のきっかけとなったベア・スターンズ証券の破綻が3月13日であり、その約6ヶ月後の9月15日にリーマンブラザーズ証券が倒産した。(ちなみに筆者はこのときNew Yorkに滞在していた。)なので少し時間がかかるものなのだ。

今回の陪審員評決のニュースについてはまだ多くのメディアが本質を誤って報道している。しかし一部はまともなタイトルをつけている記事もあるようだ。

https://www.cnbc.com/2021/12/06/miami-jury-rules-in-favor-of-craig-wright-bitcoin-claimed-inventor.html

https://www.wsj.com/articles/jury-in-satoshi-nakamoto-suit-finds-no-evidence-of-partnership-to-create-bitcoin-11638823714?mod=hp_lista_pos4

インフルエンサー、関係者も混乱しているようだ。

人気YouTuber/Podcaster。フォロワー数約17万人。

また日本のメディア、クリプト業界関係者は例によって現時点でのコメントは見つけられない。

誰しも自らが間違っていたことを認めるのは辛いものだ。これから少しずつ真実が広まるのだろう。

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marumo tipped:
こんにちは、kenさん。 お久しぶりです。 ついにこの日が来ましたね! 長かったです。 僕もこの件に関しては2つほど記事を書いたので、時間があったら見てみてください。 https://bit.ly/3ot6FoW https://bit.ly/3dzEzSt