ロシア軍vsウクライナ軍の戦果比較。(2022年3月3日現在)
2022年3月3日 宍戸健
3/2日のロシア軍広報が今回初めて自軍の損失を公開した。本日は3/2時点のロシア軍、ウクライナ軍の発表をもとに戦果を比較する。
1、ロシア軍発表の戦果(撃破、破壊した数)
攻撃対象合計: 1554箇所
うち
軍事司令基地: 54箇所
レーダー設備: 52箇所
軍用機(地上): 47機
軍用機(飛行中): 13機
ロケット; 63機
地上砲弾: 217台
軍用車両: 336両
無人飛行武器: 47機
敵兵死亡: 2870名
敵兵負傷: 3700名
捕虜: 572名
ロシア軍の人的損失。
死亡者: 498名
負傷者: 1597名
2、ウクライナ軍発表の戦果(撃破、破壊した数)
戦闘機: 30機
ヘリコプター: 31機
戦車: 211両
軍用車両: 862両
戦車2; 9両
その他軍用車両: 455台(40+355+60)
無人飛行武器: 3機
軍艦: 2船
敵兵: 5840名
ウクライナ陸軍:
https://twitter.com/armyinformcomua/status/1498944099520368641?s=20&t=vkmNs5tO4GRB4yOSD3feLQ
というわけで、今回初めてロシア軍広報が自軍の損失を公表したが、戦死者は498名となっている。一方、ウクライナ軍の発表では5840名と10倍以上の開きがある。これはどういうことなのだろうか。
またウクライナ軍は本日のTweetで戦闘機を撃墜している!と豪語しているが、この写真は1993年のロシア空軍MIG29機によるアクロバットショーの時の事故の写真と思われます。
Aerobatic Teams (1993 accident) その他1993 RIAT MIG29と検索するといろいろ出てきます。
戦闘行為は実際に行われており、多くの損失を両軍が出しているのは間違いですが、ウクライナ軍はこんなツイートしてていいんですかね。(笑
個人的には何もできないので、このように情報を分析して何が正しいのかを自分で判断するしかないですん。いやはやどうなることやら。
以上