@kenshishido is on PowPing!

PowPing is a place where you can earn Bitcoin simply by socializing, for FREE.
Never tried Bitcoin? It's OK! Just come, socialize, and earn Bitcoin.
Check out kenshishido's activities
Total Economy: 0.01 USD

2008年11月2日から始まるスケーリング議論。

2022年2月11日 宍戸健

サトシがCryptography Mailing ListにBitcoinのことを紹介したのは2008年11月1日ですが、翌日11月2日から早速スケーリング疑惑(笑)が発生しています。

サトシは当時からスケーリングの方法について丁寧に説明してることがわかります。その後12年以上が経ちBitcoinSVでは2021年5月7日に5,124tpsを達成し、先日2022年2月6日には3.9Gのビッグブロックを生成しました。

今日は2008年11月2日に、James Donald氏が早速サトシにビットコインはスケールしないと意見していることについてサトシの説明を参照します。ビットコイン のスケーリングは、マイナーとユーザーが別々の方法でトランザクションを確認することを想定しており、そのためのSPV設計が用意されています。また、ムーアの法則によりネットワーク帯域、ディスクスペースが加速度的に増えることを前提にしています。

James A Donald:(2008年11月2日18時46分、米国東部時間)

「このようなシステムはとても必要とされてますが、あなたの提案書(ビットコイン ホワイトペーパー)を読むする限りでは、必要なサイズにスケールしないように思えます。

譲渡可能なプルーフ・オブ・ワーク・トークンが価値を持つためには、トークンそのものが金銭的価値を持たなければなりません。金銭的な価値を持つためには、非常に大規模なネットワークの中で転送されなければなりません。例えば、bittorrentのようなファイル取引ネットワークなどです。

二重支出をタイムリーに検知・拒否するためには、取引に参加しているコインの過去の取引履歴を把握していなければなりません。この実装(ビットコイン仕様)では、各ピアが過去のトランザクションを全て把握している必要があります。何億人もの人々が取引を行うとなると、かなりのネットワーク帯域幅を必要とします。また、それぞれのピアがすべて、あるいはその大部分の取引履歴データを保存しなければなりません。」

Satoshi Nakamoto:(2008年11月2日20時37分、米国東部時間)

「ネットワークの規模がそこまで大きくなるずっと前に、ユーザーはSimplified Payment Verification(Bitcoin White Paper, Section 8、注1参照)の方法で二重支出をチェックすることができます。これはブロックヘッダーのチェーンを持つだけでよく、1日あたり12KB程度で済みます。 新しいコインを生成(マイニング)する人だけがネットワークノードを運営するのです。

最初はほとんどのユーザーがネットワークノードを動ことになりますが、ネットワーク規模が一定以上に成長すると、専用のハードウェアを使ったサーバーファームを運営する専門家に任せるようになるでしょう。 サーバーファームでは、ネットワーク上に1つのノードがあればよく、残りのLANはその1つのノードに接続します。

帯域幅は、思ったよりも必要ないかもしれません。 典型的なトランザクションは約400バイトです(ECCはとてもコンパクトです。注:Elliptic Curve Cryptography, 楕円曲線暗合)。ネットワークの規模がそこまで大きくなるずっと前から、ユーザーはSimplified Payment Verification(セクション8)を使って二重支出をチェックするのが安全で、ブロックヘッダーのチェーンを持つだけでよく、1日あたり12KB程度で済むのです。 新しいコインを生成する人たち(マイナー)だけがネットワークノードを動かすことになります。

2008年度にVisaが処理したトランザクションは370億件で、1日平均1億件です。 これだけのトランザクションを処理するには、100GBの帯域を必要とします。これは、DVD12枚分またはHD画質の映画2本分に相当し、現在の価格では約18ドル分の帯域となります。

ネットワークがそこまで大きくなるとしたら数年はかかるだろうし、その頃には2本のHD映画をインターネットで送ることは大したことではなくなっているでしょう。(注:2022年2月現在、YouTubeで1080pのHigh Definition動画が見れますね。)」

というわけでいかがでしたでしょうか。スケーリングはホワイトペーパー通り、サトシの2008年11月2日の説明通りに進化していますが、事実がなかなか広まりませんね。困ったものです。

本日は以上です。

以下参考資料

注1: ホワイトペーパーセクション8

8. 支払い確認の簡略化(SPV)

ネットワーク上にノードを設置しなくても、支払いの確認が可能です。ユーザーが必要とするのは、最長のプルーフ・オブ・ワーク・チェーンのブロック・ヘッダーのコピーであり、これはネットワーク・ノードに問い合わせて、最長のチェーンがあると確信できるまで取得することができます。また、トランザクションとそのブロックを結びつけるMerkle branch トランザクションとそれがタイムスタンプされているブロックとのリンクを取得します。

彼はその取引全体を自分で確認することはできませんが 、チェーン上のある場所にリンクさせることで、ネットワークノードがその取引を受け入れたことを確認できます。 そして、その後に追加されたブロックによって、ネットワークがその取引を受け入れたことがさらに確認されます。

このように、誠実なノードがネットワークを管理している限り、この検証は信頼できますが、攻撃者によってネットワークが制圧された場合には、脆弱になります。ネットワークノードは自分自身で取引を検証することができますが、簡略化された方法では、攻撃者が捏造したトランザクションに騙される可能性があります。攻撃者がネットワークを支配し続ける限り、攻撃者の捏造した取引に騙される可能性があります。

これを防ぐための一つの戦略はネットワークノードが無効なブロックを検出したときに、ネットワークノードからの警告を受け付けることです。 ネットワークノードがユーザーのソフトウェア警告を送り、ブロック全体と警告されたトランザクションをダウンロードさせて不整合を確認させるというものです。

顧客からの支払いを大量に受けとるビジネスでは、より独立したセキュリティを確保するために、独自のノードを運用したいと考えるでしょう。

注2:Elliptic Curve Cryptography (ECC)

ECC暗号は、RSA暗号の現代的な自然な後継者と考えられています。ECCは、同じレベルのセキュリティを実現するためにRSAよりも小さな鍵と署名を使用し、非常に高速な鍵生成、高速な鍵合意、高速な署名を実現しています。

powered by powpress
link Tip
Share
tx
translate
youiti2nz tipped: